Excel の POWER 関数は、数値を指定された累乗に引き上げるために使用されます。構文は次のとおりです：

=POWER(数値, 累乗)

• 数値: 引き上げたい基数。
• 累乗: 基数を引き上げる指数。

例 1: 基本的な使用法

2 の 3 乗を計算する：

=POWER(2, 3)

これにより、8 が返されます。

例 2: セル参照の使用

セル A1 に数値 5 が含まれ、セル B1 に数値 2 が含まれている場合、5 の 2 乗を次のように計算できます：

=POWER(A1, B1)

これにより、25 が返されます。

例 3: 他の関数との組み合わせ

POWER 関数を他の関数と組み合わせることができます。たとえば、数値の平方根を計算する（0.5 乗するのと同じ）：

=POWER(16, 0.5)

これにより、4 が返されます。

例 4: 負の指数の処理

10 の -2 乗を計算する：

=POWER(10, -2)

これにより、0.01 が返されます。

ヒント：

• POWER 関数は ^ 演算子を使用するのと同じです。たとえば、=2^3 は =POWER(2, 3) と同じです。
• 基数と累乗が有効な数値であることを確認して、エラーを避けてください。